食べるの大好き!130団の野外料理風景

ガールスカウト野外料理集
ガールスカウト立ちかまどで焼きそば
立ちかまどで焼きそば
ガールスカウト鉄板料理
鉄板料理に挑戦
ガールスカウトお鍋の見張り
お鍋の見張り

ガールスカウト飯盒でごはん
飯盒マスター
ガールスカウトサラダ作り
サラダ作り
ガールスカウト釣った魚を焼く
釣った魚を焼く
ガールスカウト竹ごはんなど
竹ごはんなど

ブラウニーではサラダ作りやフルーツポンチ作りなど、料理の楽しさを学びます。

 

ジュニアでは火起こしの基礎から学び、飯盒での炊飯など野外料理を一通りできるようになります。また、キャンプで限られた時間内に作るため、時間管理も学びます。

 

シニアではレシピ決めから行います!何を食べよう?作り方は?売っている季節かな?予算は?考えることがたくさんあります、準備集会をしっかりやろう!

 

レンジャーになると、年間目標やキャンプ目標といった一貫したテーマに沿ってレシピを決めます。高度な調理方法や調味料までこだわるようになり、ここまでくると一流の野外料理マスターです!


ガールスカウトの野外料理、基礎からおさらい!

ガールスカウトは、野外料理集会を行いたくさんの技術・工夫のポイントを学びます。

野外料理の目的や注意点を、もう一度おさらいしよう!

 

 

 ガールスカウトで野外料理を行う目的

 【目的】
  野外で仲間と共に料理を作り、食べ、

  後片付けをするという活動を通して野外を楽しみ、

  野外料理の技術を身に付け、仲間と協力する体験をします。
 【たとえば】
  ・野外での火の扱い方や刃物の扱い方を身に付ける
  ・献立を考える
  ・材料や道具を工夫する
  ・ゴミの問題や燃料について考える

 



  野外で料理し、食べることの教育的効果
  ・日常を離れた不自由な環境の中で、挑戦し、工夫することを学ぶ
  ・仲間で協力することを学び、連帯感をはぐくむ
  ・命や食物の大切さを学ぶ
  ・自然環境を守る意識をはぐくむ
  ・自分の身を守り、健康を維持することを学ぶ

 


 

留意点
少女の料理についての知識・技能には個人差があります。

野外で楽しく料理をするためには段階を追って技術を習得する必要があります。


まき、ガス、ホワイトガソリンなどの燃料を選んだり、献立を考えたりするときには、

自然環境への影響だけでなく、教育的な効果や安全面なども考慮に入れて、

その時々にふさわしいものを使うようにしましょう

 

少ない道具を工夫して使う、火や刃物を安全に使う、資源を有効に使うといったことを、

野外で料理するときだけでなく日常生活の中でも実践できることに気づけるよう支援しましょう。

 

野外料理の3原則
1 こだわらない(普段の調理法にこだわらない)
2 ダイナミック&ワイルド(簡素でおいしく)
3 作り過ぎない。残さない。

 

野外料理をするときに配慮すること

【安全】

 ・調理器具の確認---包丁などの刃こぼれ、鍋の取手の劣化がないかなど

 ・道具の扱い---薪割りの際の工具の扱いなど

 ・やけどへの注意---鍋や飯ごう、鉄板など熱いものを触る場合は、

  軍手を二枚重ねにしたり、革手袋を使用したりする。軍手は化繊ではなく綿のものを使用する

【衛生】

 ・衛生的な水の確保---水道水でない場合は煮沸した水を使う

 ・調理器具の清潔確保---肉類を切った後、肉汁がついたままの同じ包丁・まな板で野菜を切らない

  洗剤等の使用については、キャンプ場の指示に従う。調理後はなるべく熱湯消毒することが望ましい

 ・外傷の有無の確認(指や手の傷)---指や手に傷・湿疹・化膿した傷口がある人が調理をすると、

  食中毒の原因となる場合があるため、調理は避けるようにする

 ・食品の保存---要冷蔵の食品を使う場合は、保存手段を確保する

  動物などに食べられたり、天候の影響を受けることのないよう、安全な場所に保管する

【栄養】

 ・キャンプでは少女の年齢や活動プログラムを考慮し、

  ひつような栄養とエネルギーが補えるような献立をたてる。

  少女自身に献立をたてさせる場合は、

  指導者が不足分を補うよう助言する。

 ・天候、気温の変化に留意し、熱中症対策など臨機応変に対応する。

 ・材料を余らせたり食事を残したりしないよう、分量に配慮する。

 


ガールスカウトならでは!野外料理の工夫

 

 野外料理の工夫
 キャンプ場の環境によっては生鮮食料品が手に入らない場合や、衛生面から生ものを避けることもあります。
 状況に応じてレトルト食品や缶詰なども活用しましょう。
 また、飾りつけを工夫することで、食事を楽しみ、食欲を増す演出をすることも大切です。

 


  【食品の工夫】
   乾物食品・レトルト食品・缶詰食品の利用。
   可能であれば地元の産物を取り入れる。


  【調理器具の工夫】
   身近な代用品(牛乳パックなど)を使うことで、

   衛生を確保したり、荷物を減らしたりできる。
    ・牛乳パック---まな板、カップ、ミートローフなどの型、

     巻き寿司の巻きすなどに代用できる。

     130団はカートンドッグを作ったり、火付けに利用したりするよ!
    ・空き缶や段ボール---ミートローフ、ピザ、

     燻製などのオーブンの代用
    ・ダッチオーブン---

     料理に時間をかけられるキャンプのときなどに


  【演出の工夫】
   テーブルクロスをかけると、

   自然の緑が映えて食事が美味しそうに見え、食欲がわく
   竹や草花などを器に使ったり、皿に飾ったりして演出する


  【食事方法の工夫】
   バイキング形式にする

   食事にテーマを設ける

   食材をパトロールで競争して手に入れる

   コンテストを行う、など


  【部門でチャレンジ】
   年代の能力に応じた調理方法に挑戦する